ぐうたらおばばのひとりごと

夜になると秋の虫が 大合唱しています。

よーく聞いてみると、ﾘﾘﾘ･ﾘﾘﾘ リーン･リーン ﾁﾁｯ･ﾁﾁｯ ｺﾛｺﾛｺﾛ それぞれ鳴き方はばらばらのようです。でも世界はうまくなっていて、ちゃんと調和がとれたオーケストラになってるんです。

虫さん、すごいです。

でも、おばばは虫が苦手なの。声だけ聞いて秋を楽しみたいわね。

秋といえば･･･
スポーツの秋 芸術の秋 読書の秋
そうそう 食欲の秋もすばらしいわね。

おばばは若い頃からスポーツは全くダメ。体育の時間は泣きそうだった。

おばばの秋は 読書の秋 。やっぱり好みはサスペンスだったけど、よく図書館に入り浸っていたわ。

近頃は読書も変わって、電子書籍なんてモノが出来てるけど･･･おばばはここは紙の本を選ぶわね。

栞(しおり)をはさんでおくと前に読んだところをすぐにチェック出来るし、付箋紙だと索引を書いておけます。

パラパラパラとながら見て、赤線を探す事も出来ます。

本の装丁からも著者や出版社の心意気が伝わってきて、｢いいもん｣なんです。

時代の流れでどんどん古本屋さんが閉店してるけど、古本屋は宝の山なんですよ。絶版になった初版本なんか掘り出すとドキドキしちゃうんじゃないかしら。

最近は新刊をあつかう書店までも閉店しているの。悲しいことです。

統計でも、スマホでぱぱっと検索して調べた時より辞書や専門書を使って調べた時の方が、頭の中に残る情報量がダントツに多い事がわかっているのです。

認知症が心配なおばば。今年は 読書の秋 です。